西宮では梅の名所が少なく、西へ行くと芦屋の隣の神戸市の東灘区は区の花が“梅”にされているほど梅の名所がありました。「梅は岡本、桜は吉野」と唄われるほど東灘区の岡本の梅は有名で、特に「岡本梅林公園」や「保久良梅林」などが有名ですが、さらに西へ行った所に隠れた梅の名所、御影の天神さま「綱敷(つなしき)天満神社」があります。梅を求めて散策していたゲッチュ!取材スタッフは久々“ゲッチュ!おでかけ隊”としてレポートしてきました。

 国道2号線から石屋川沿いを六甲山方面に歩きJR神戸線の高架下を少し北に行った所にわりと新しい大きな鳥居があり、境内には色とりどりの梅が咲く「綱敷神社」の歴史は古く、御由緒によると住古、竜神岡の天神山に祖神・天穂日命(あめのほひのみこと)と別雷神(わけいかづちのかみ)を斎き祀られたのに始まり、聖徳太子が四天王寺建立のみぎり、石屋村の祖・山背王(やましろのきみ)に命じ切り出させた美事な鉱石に御影石と名付け、自ら蒼稲魂(うかのみたま)と刻み、雷神の御社に合せ祀られました。また、蒼公九世の孫、善輝公が、大宰府の神官として筑紫に赴く道すがら、当地は菅公と特に緑り深き地として社殿を建立し、石の上に綱を敷く由緒を以て「綱敷天満宮」と社名を定め、雷神の御社の相殿に崇め祀られましたと記されてます。
 阪神・淡路大震災にて表参道の旧鳥居や本殿は倒壊しましたが、平成九年に再建復興事業に於きまして、財団法人石屋梅栄会の特別なるご協力を戴き新本殿の復興をされたそうです。そんな綱敷神社の境内を少しご紹介いたします。

表参道の朱塗りの大鳥居。
鳥居をくぐると広い駐車場がありました。

阪神淡路大震災で旧大鳥居は倒壊したが
神額は無事で現在の鳥居の下に
以前の神額が吃立しています。

全国的に珍しい特殊神事の綱打祭で
注連柱に大綱が巻かれ綱には
8本の白矢が刺さっています。

震災復興祈願奉納碑には
“念ずれば花ひらく”と
彫られていました。

天神さまといえばこの神牛ですね。
ついつい撫でてしまいます。

平成9年に再建された新本殿。
普段は静かな境内です。


 綱敷神社の境内には、平成十四年に菅公御神忌壱千百年大祭を迎えるにあたり、沢山の方から梅の木を献梅され境内に梅の樹百本を植樹し「やぐさおか梅林」を造林され隠れた梅の名所として有名です。梅の樹の高さはまだまだ低いですが、色とりどりの梅の花が開花していました。本殿の右手の梅の木は古くからのもありますが、左手側は比較的新しく植えたものらしく背は低いが立派な梅が咲いておりました。2月25日には「梅花祭」があり、平日も梅を見にこられる参拝者がおられます。それでは開花中の梅を少しご紹介いたしましょう。
本殿右側の赤色の八重唐梅 ほぼ満開状態です
本殿左側の鳥居近くにはピンク色の唐梅。 ピンク色が可愛いですね。
本殿左側に沢山の絵馬が祈願されており
赤い八重寒紅が咲いています。
美しい白い花の長束。
本殿横に灯篭の上の部分が置かれており
震災の爪痕を感じました・・・
まだ、高さはないが元気良く綺麗に
咲いています。

 綱敷神社の年中行事は沢山のお祭りがあります。特に1月8日の「綱打神事」は特殊神事として有名で、毎年氏子の代表者が小綱36本(うるう年は37本)を12本ずつ3束にして練り合わせ太く這しい大綱を作り、注連柱に三巻き半に巻くように張り渡し8本の白矢を突き刺し多くの榊葉を束ねて下に吊るし御幣と麻緒を付けるそうで、大綱は龍を表し、8本の白矢は八色雷公(やぐらのらいこう)を意味し諸々の災いを除き、榊葉等は罪穢を祓い清める。この注連柱(しめばしら)全体が祓具であり、ここを潜り抜けることによって一年間無病息災に暮らせると言い伝えられているそうです。

住  所:神戸市東灘区御影町石屋字八色岡1番地
T E L: 078-841-1150
◆年中行事◆
・1月 1日:初太鼓、歳旦祭
・1月 1日〜9日:新春初祈祷
・1月 3日:元始祭
・1月 8日:綱打神事
・1月 9日:厄除祭
・1月15日:とんどまつり
・1月24日:初天神祭
・1月25日:合格祈願
・2月 3日:節分祭
・2月25日:祈年祭、梅花祭
・3月15日:稲荷社例祭
・4月22日:天神社例祭
・5月 4日:御影だんじりパレード
・ 5月25日:春季例祭
・ 6月30日:夏越大祓式
・・・・・・・・・・ 芽の輪くぐり
・ 9月25日:秋季例祭
・10月30日:白龍社例祭
・11月 中 :七五三まいり
・11月15日:松尾社例祭
・11月25日:新嘗祭
・12月25日:おさめ天神祭
・・・・・・・・・・・年越大祓式
・12月31日:除夜祭

・毎月 25日:月次祭


交通機関:阪神石屋川駅北へ7分
●交通機関:阪急御影駅南西へ10分
●交通機関:JR六甲駅東へ15分
●交通機関:JR住吉駅西へ15分
●交通機関:市バス石屋川車庫前東へ5分
駐 車 場 :境内に駐車場あり


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